登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問83 (主な医薬品とその作用 問23)
問題文
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a サンキライは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
b 日本薬局方収載のウワウルシ及びカゴソウは、いずれも煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
c 八味地黄丸(はちみじおうがん)は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒(かゆ)み、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされる。
d 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒(かゆ)み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされる。
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問題
登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問83(主な医薬品とその作用 問23) (訂正依頼・報告はこちら)
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a サンキライは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
b 日本薬局方収載のウワウルシ及びカゴソウは、いずれも煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
c 八味地黄丸(はちみじおうがん)は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒(かゆ)み、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされる。
d 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒(かゆ)み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされる。
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する設問です。
○サンキライは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で、
利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、
尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、
尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
誤りです。
サンキライではなく、ウワウルシの説明です。
サンキライはユリ科のケナシサルトリイバラの塊茎を基源とする生薬で
尿量増加(利尿)作用を期待して用いられます。
○日本薬局方収載のウワウルシ及びカゴソウは、
いずれも煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
正しいです。
○八味地黄丸(はちみじおうがん)は、
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、
尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの
下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒(かゆ)み、排尿困難、
残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う
随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされる。
正しいです。
○牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、
むくみがあり、ときに口渇があるものの
下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒(かゆ)み、
排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う
随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされる。
正しいです。
八味地黄丸と牛車腎気丸は効能・効果が非常に似ています。
なぜなら、六味丸という漢方処方製剤が基本となり、
それに加えてそれぞれ異なる2つの成分が含まれているためです。
八味地黄丸には六味丸に加えてケイヒ・ブシが含まれており、体を温める作用があります。
一方、牛車腎気丸には六味丸に加えてゴシツ・シャゼンシが含まれており、利尿効果があります。
そのため、八味地黄丸は特に冷えが気になる方に、
牛車腎気丸は特にむくみが気になる方に向いています。
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02
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)誤…誤りです。
サンキライ(山帰来)はユリ科のサルトリイバラの塊茎を基原とする生薬で、皮膚疾患等の排膿・解毒作用を期待して用いられます。
選択肢は「ウワウルシ」に関する記述です。
b)正…正しい記述です。
泌尿器用薬に関して、ウワウルシとカゴソウは煎じて服用する「煎薬」であることをポイントとして覚えておきましょう。
c)正…正しい記述です。
八味地黄丸は牛車腎気丸と作用が似ていますが、軽度及び膀胱炎の初期症状に適している漢方製剤です。
「軽い尿漏れ」という部分をポイントとして覚えておきましょう。
d)正…正しい記述です。
牛車腎気丸は八味地黄丸と作用が似ていますが、むくみや腰痛症状が強い場合に適している漢方製剤です。
「むくみ」という部分をポイントとして覚えておきましょう。
正しい選択肢です。
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03
正解はa:誤 b:正 c:正 d:正です。
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する問題です。
生薬及び漢方処方製剤は記述部分が多く、似ている部分もあるため、それぞれのキーポイントをしっかりと押さえましょう。
a:誤りです。
サンキライは、クマコケモモの塊茎です。
ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬はウワウルシです。
b:適切です。
日本薬局方収載のウワウルシ及びカゴソウは、いずれも煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられます。
c:適切です。
八味地黄丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされます。
d:適切です。
牛車腎気丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされます。
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