登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問80 (主な医薬品とその作用 問20)
問題文
a ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
b イノシトールヘキサニコチネートは、末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
c 七物降下湯(しちもつこうかとう)は、体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔(じ)出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。
d ユビデカレノンは、効果がみられるまでには時間がかかるため、症状の改善がみられなくても4週間以上は使用を続けるように説明することが重要である。
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問題
登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問80(主な医薬品とその作用 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
a ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
b イノシトールヘキサニコチネートは、末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
c 七物降下湯(しちもつこうかとう)は、体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔(じ)出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。
d ユビデカレノンは、効果がみられるまでには時間がかかるため、症状の改善がみられなくても4週間以上は使用を続けるように説明することが重要である。
- (a、b)
- (a、c)
- (b、c)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
循環器用薬及びその配合成分に関する設問です。
○ルチンは、ビタミン様物質の一種で、
高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
正しいです。
○イノシトールヘキサニコチネートは、
末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
正しいです。
末梢血管における血行を促進させる作用のあるビタミンEと
組み合わせて用いられる場合が多いです。
○七物降下湯(しちもつこうかとう)は、体力中等度以上で、
のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの
高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、
痔(じ)出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。
誤りです。
七物降下湯ではなく、三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)の説明です。
七物降下湯は体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの
高血圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重)に適しています。
○ユビデカレノンは、効果がみられるまでには時間がかかるため、
症状の改善がみられなくても4週間以上は使用を続けるように
説明することが重要である。
誤りです。
2週間位使用して症状の改善がみられない場合には、
心臓以外の病気が原因である可能性も考えられるので、
漫然と使用を続けるべきではありません。
高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する医薬品は、
体質の改善または症状の緩和を目的としており、
いずれも高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものではありません。
状況に応じて受診勧奨を行いましょう。
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02
循環器用薬及びその配合成分に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)正…正しい記述です。
ルチンは、食品では蕎麦に多く含まれるポリフェノールの一種で高い抗酸化作用をもつのが特徴です。
「血管を補強する効果がある」ということをポイントとして覚えておきましょう。
b)正…正しい記述です。
イノシトールヘキサニコチネートは、末梢の血液循環を改善する作用を示します。
「末梢」という部分をポイントとして覚えておきましょう。
c)誤…誤りです。
七物降下湯は、体力が虚弱で、高血圧随伴ののぼせ、頭重、肩こり、耳鳴りに適すとされています。
選択肢は、三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)に関する記述です。
d)誤…誤りです。
ユビデカレノンは、2週間程使用しても症状の改善がみられない場合は漫然と使用を続けず、専門家に相談するよう説明することが重要です。
正しい選択肢です。
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03
正解は、(a、b)です。
循環器用薬及びその配合成分に関する問題です。
漢方、創薬も含め成分名、作用、注意事項をしっかりとおさえましょう。
a:適切です。
ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられます。
b:適切です。
イノシトールヘキサニコチネートは、末梢の血液循環を改善する作用を示すとされます。
また、ヘプロニカートも同様です。
c:誤りです。
七物降下湯は、体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの諸高血圧に伴う随伴症状に適すとされます。
また、15歳未満の小児への使用は避ける必要があります。
体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔(じ)出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされるのは三黄瀉心湯です。
d:誤りです。
ユビデカレノンは長期連用には適しません。2週間の使用で改善がない場合は連用を中止しなくてはいけません。
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