登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問72 (主な医薬品とその作用 問12)

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問題

登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問72(主な医薬品とその作用 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。
b  ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがある。
c  ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている場合がある。
d  テプレノンの副作用として腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
  • (a、b)
  • (a、c)
  • (b、c)
  • (b、d)
  • (c、d)

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この過去問の解説 (3件)

01

胃腸に作用する薬の配合成分に関する問題です。

a~dについて解説していきます。

 

a)…誤りです。

スクラルファートは、アルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要があります。

「マグネシウムを含む」という部分が誤りです。

 

b)…誤りです。

体内で代謝されてトラネキサム酸を生じるのは、セトラキサート塩酸塩です。

セトラキサート塩酸塩は胃粘膜保護に使用される成分ですが、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は使用を避ける必要があります。

 

c)…正しい記述です。

 

d)…正しい記述です。

テプレノン胃粘膜の血流改善胃粘膜保護・修復を期待して胃腸薬等に配合される成分です。

重篤な副作用として肝機能障害があることをポイントとして覚えておきましょう。

選択肢5. (c、d)

正しい選択肢です。

参考になった数7

02

正解は(c、d)です。

胃腸に作用する薬に配合される成分は要相談、使用を避けるといった注意事項を問われることが多いです。

必ず成分名、作用、注意事項を合わせて覚えるようにしましょう。

 

a:誤りです。

スクラルファートアルミニウムを含む成分です。

また、アルジオキサも同じくアルミニウムを含んでおり、透析を受けている人は使用を避ける必要があります。

 

 

b:誤りです。

ピレンゼピン塩酸塩は、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑え、過剰な胃液分泌を抑える作用のある抗コリン成分です。排尿困難、緑内障のある人は使用前に要相談です。

体内で代謝されてトラネキサム酸を生じる成分はセトラキサートです。血栓のある人は使用前に要相談です。

 

 

c: 適切です。

ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合される成分です。

 

 

d:適切です。

テプレノンは、胃粘膜保護、修復を促すことを目的として配合される成分です。

まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。

またソファルコンもまれに肝機能障害を生じる恐れがある胃腸に作用する薬に配合される成分です。

 

参考になった数2

03

胃腸に作用する薬の配合成分に関する設問です。

 

○スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、

透析を受けている人では使用を避ける必要がある。

 

誤りです。

マグネシウムではなく、アルミニウムです。
他にアルミニウムを含む成分として、アルジオキサがあります。

 

 

○ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、

血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、

生じた血栓が分解されにくくなることがある。

 

誤りです。

ピレンゼピン塩酸塩ではなく、セトラキサート塩酸塩の説明です。

 

 

○ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、

消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として

配合されている場合がある。

 

正しいです。

 

 

○テプレノンの副作用として

腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、

まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。

 

正しいです。

肝臓病の診断を受けた方には注意が必要です。

まとめ

アルミニウムと透析療法はセットで覚えておくことをオススメします。

透析療法を受けている方は、アルミニウムを含む成分の使用を避ける必要があります。

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