登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問38 (人体の働きと医薬品 問18)
問題文
a 間質性肺炎は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(からせき)(痰(たん)の出ない咳(せき))の症状を主に呈するが、必ずしも発熱は伴わない。
b 排尿困難や尿閉の症状は、多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止するだけでは改善しない。
c 腎障害では、尿量の減少、ほとんど尿が出ないという症状のほかに、一時的に尿が増えるという症状が現れることがある。
d 喘息(ぜんそく)は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失しても症状は寛解しない。
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問題
登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問38(人体の働きと医薬品 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
a 間質性肺炎は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(からせき)(痰(たん)の出ない咳(せき))の症状を主に呈するが、必ずしも発熱は伴わない。
b 排尿困難や尿閉の症状は、多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止するだけでは改善しない。
c 腎障害では、尿量の減少、ほとんど尿が出ないという症状のほかに、一時的に尿が増えるという症状が現れることがある。
d 喘息(ぜんそく)は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失しても症状は寛解しない。
- a:誤 b:正 c:正 d:正
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- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
医薬品の副作用として現れる呼吸器系及び泌尿器系の症状等に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)正…正しい記述です。
間質性肺炎は、風邪をこじらせる等から発症する肺炎とは別の疾患です。
よって「高熱」は一般的な肺炎の特徴ですが、間質性肺炎の場合は発熱が伴わないこともあるということを覚えておきましょう。
b)誤…誤りです。
排尿困難や尿閉(尿を出すことができない状態)は、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分の副作用として発症する可能性があります。
原因となる医薬品の使用を中止することが、基本的な治療となります。
c)正…正しい記述です。
腎障害による尿量の増加は、腎機能低下の初期段階でみられることがあります。
尿量の減少は症状が進行した場合のサインなので、水分をあまり摂取していないのに尿量や回数が増えた等の兆候がある場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。
d)誤…誤りです。
寛解とは、治療をしなくても一時的に症状が出ずに落ち着いている状態のことを示します。
喘息は、合併症等が無く原因物質を体内に入れない状態に管理する等の適切な対処により寛解を目指すことができます。
正しい選択肢です。
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02
医薬品の副作用として現れる呼吸器系及び泌尿器系の症状等に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)正…記述の通りです。間質性肺炎とは、肺の中にある肺胞の壁などにある間質というところが炎症しておこる病気です。問いの症状のほかにも、酸素不足によるばち指になったりします。発熱を伴わない場合病院へ行かない人が多く、病気の特定が遅れることがあります。
b)誤…誤りです。元からその病気にかかっていたとなれば治療しないとならないため話は別ですが、薬が原因となると薬を中止すれば、薬効とともに副作用を起こす成分も体内から排出されるため、改善することが多いです。
c)正…記述の通りです。
d)誤…誤りです。喘息もアレルギー反応の一種です。アレルギー反応の原因である、医薬品の成分が身体から消失すれば症状が寛解することが多いです。
正しい選択肢です。
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03
医薬品の副作用として現れる呼吸器系及び泌尿器系の症状等に関する設問です。
○間質性肺炎は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(からせき)(痰(たん)の出ない咳(せき))の症状を主に呈するが、
必ずしも発熱は伴わない。
正しいです。
発熱が起こらないこともあります。
○排尿困難や尿閉の症状は、多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止するだけでは改善しない。
誤りです。
多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止することにより症状は速やかに改善しますが、
医療機関における処置が必要となる場合もあります。
○腎障害では、尿量の減少、ほとんど尿が出ないという症状のほかに、一時的に尿が増えるという症状が現れることがある。
正しいです。
尿量の変化のみでは判断が難しいですが、
むくみ、倦怠感、発疹、吐き気・嘔吐、発熱、尿が濁る・赤味を帯びる(血尿)
などの症状も発生していないか注意しましょう、
○喘息(ぜんそく)は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失しても症状は寛解しない。
誤りです。
合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解します。
軽症例は半日程度で回復しますが、その一方で重症例は24時間以上持続し、
窒息による意識消失から死に至る危険もあります。
この場合には、直ちに救命救急処置が可能な医療機関を受診しなければなりません。
副作用の疑いがある場合には、原因として考えられる医薬品の使用を中止し、
症状によっては医師の診療を受けることも必要です。
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