登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問33 (人体の働きと医薬品 問13)

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問題

登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問33(人体の働きと医薬品 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の代謝及び排泄(はいせつ)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  医薬品の有効成分が代謝を受けると、作用を失ったり(不活性化)、作用が現れたり(代謝的活性化)、あるいは体外へ排泄(はいせつ)されやすい脂溶性の物質に変化したりする。
b  一度に大量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりし、医薬品の有効成分の血中濃度を高くすればするほど、比例関係にある薬効は限りなく増強される。
c  排泄(はいせつ)とは、代謝によって生じた物質(代謝物)が体外へ排出されることであり、排出経路は尿中、汗中、母乳中に限られる。
d  腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄(はいせつ)が早まるため、医薬品の効き目が十分に現れず、副作用も生じにくい。
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

医薬品の代謝及び排泄に関する問題です。

a~dについて解説していきます。

 

a)…誤りです。

医薬品の有効成分が代謝を受けると、不活性化や代謝的活性化に加えて、体外へ排泄されやすい水溶性の物質に変換されます。

 

b)…誤りです。

医薬品の有効成分の血中濃度が高くなりすぎると、副作用や中毒症状等の思わしくない反応が起こる危険性があります。

用法・容量を守って服用することが重要です。

 

c)…誤りです。

代謝物の排出経路尿中・汗中・母乳中だけでなく、呼気や便・皮膚さまざまな経路があります。

 

d)…誤りです。

腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分が尿中へ排泄されにくく体内に蓄積されやすくなります。

そのため医薬品の影響を受けやすく、副作用も生じやすくなります

選択肢2. a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

正しい選択肢です。

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02

医薬品の代謝及び排泄(はいせつ)に関する問題です。

a~dについて解説していきます。

 

a)誤…誤りです。体外へ排泄されやすいのは水溶性の物質です。脂は血液に溶けないため代謝されにくいため、水溶性のほうが体外へ排泄されやすいです。脂より水のほうが流れやすいイメージを持ちましょう。

 

b)誤…誤りです。医薬品の有効成分の血中濃度を高くすればするほど、比例関係にある薬効は増強するわけではなく、薬効は頭打ちとなり、副作用のリスクが高くなります。治療量上限を超えると、やがて効果よりも有害反応が強く発現し、中毒量→最小致死量→致死量に至ります

 

c)誤…誤りです。

 

d)誤…誤りです。 腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄(はいせつ)が遅れるため、医薬品の効き目が表れすぎたり、副作用も生じやすくなります。腎機能が低下していると、代謝されにくくなるためです。

 

 

選択肢2. a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

正しい選択肢です。

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03

医薬品の代謝及び排泄(はいせつ)に関するの設問です。

 

○医薬品の有効成分が代謝を受けると、作用を失ったり(不活性化)、作用が現れたり(代謝的活性化)、

あるいは体外へ排泄(はいせつ)されやすい脂溶性の物質に変化したりする。

 

誤りです。

脂溶性の物質ではなく、水溶性の物質に変化します。

 

 

○一度に大量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりし、

医薬品の有効成分の血中濃度を高くすればするほど、比例関係にある薬効は限りなく増強される。

 

誤りです。

一度に大量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりし、医薬品の有効成分の血中濃度を高くしても、

ある濃度以上になると強い薬効は得られなくなり、薬効は頭打ちとなりますが、

一方で有害な作用(副作用や毒性)は現れやすくなります。

 

 

○排泄(はいせつ)とは、代謝によって生じた物質(代謝物)が体外へ排出されることであり、

排出経路は尿中、汗中、母乳中に限られる。

 

誤りです。

この他に、胆汁中呼気中からの排出経路もあります。

 

 

○腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄(はいせつ)が早まるため、

医薬品の効き目が十分に現れず、副作用も生じにくい。

 

誤りです。

腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄が遅れるため、

血中濃度が下がりにくく、その結果医薬品の効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなります

まとめ

代謝や排泄の働きがあるからこそ、副作用が起こりにくくなると同時に、

薬の効き目が過剰に現れることなく安心して医薬品を服用できるようになっています。

薬を飲むことでかえって副作用につながってしまわないよう、

普段からの健康習慣が非常に大切です。

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