登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問96 (主な医薬品とその作用 問36)
問題文
a 数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。
b アスパラギン酸ナトリウムは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがある。
c ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠(けんたい)感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。
d ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進(こうしん)等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。
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問題
登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問96(主な医薬品とその作用 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
a 数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。
b アスパラギン酸ナトリウムは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがある。
c ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠(けんたい)感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。
d ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進(こうしん)等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
滋養強壮保健薬及びその配合成分等に関する設問です。
○数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、
手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。
誤りです。
数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は血行を促進させる作用があることから、
手術や出産の直後などで出血しやすい人では使用を避ける必要があります。
○アスパラギン酸ナトリウムは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、
皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがある。
誤りです。
アスパラギン酸ナトリウムではなく、システインの説明です。
アスパラギン酸ナトリウムは生体におけるエネルギーの産生効率を高めるとされ、
骨格筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促すなどの働きを期待して用いられます。
○ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、
全身倦怠(けんたい)感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。
誤りです。
ヘスペリジンではなく、グルクロノラクトンの説明です。
ヘスペリジンはビタミン様物質のひとつで、
ビタミンCの吸収を助けるなどの作用があるとされ、
滋養強壮保険薬のほか、かぜ薬などにも配合されている場合があります。
○ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進(こうしん)等の作用により、
外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。
正しいです。
ニンジンは別名で高麗人参、朝鮮人参とも呼ばれます。
滋養強壮保険薬は、
ある程度継続して使用されることによって効果が得られる性質の医薬品ですが、
1ヶ月位服用しても症状の改善が見られない場合はには、
栄養素の不足以外の要因が考えられるため、漫然と使用を継続することなく、
症状によっては医療機関を受診するなど、適切な対処が図られることが重要です。
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02
滋養強壮保健薬及びその配合成分等に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)誤…誤りです。
薬用酒に含まれるアルコールは血行促進作用があることから、手術や出産直後の出血を増幅させてしまう恐れがあるため服用を避けることとされています。
b)誤…誤りです。
アスパラギン酸ナトリウムはアミノ酸の一種で、疲労回復効果を期待して栄養ドリンク剤等に配合される成分です。
選択肢は、L-システインに関する記述です。
c)誤…誤りです。
ヘスペリジン(ビタミンP)は、柑橘系の果実等に含まれるポリフェノールの一種です。
疲労回復効果や栄養補給を目的として、栄養ドリンク剤等に含まれる成分です。
選択肢は、肝臓水解物に関する記述です。
d)正…正しい記述です。
ニンジンは、ウコギ科のオタネニンジンの根を基原とする生薬です。
正しい選択肢です。
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03
正解は、a:誤 b:誤 c:誤 d:正です。
滋養強壮保健薬及びその配合成分等に関する問題です。
ビタミンやカルシウムなど様々な成分が配合され、様々な作用があります。
成分名、作用、注意事項を合わせて覚えましょう。
a:誤りです。
数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、血行をよくしてしまうため、手術や出産の直後等の使用を避けます。
b:誤りです。
アスパラギン酸ナトリウムは、エネルギーの産生効率を高め、骨格筋に溜まった乳酸の分解を促します。
皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるのは、ビタミンCです。
c:誤りです。
ヘスペリジンは、ビタミンCの吸収を助ける働きがあります。
肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合があるのはグルクロノラクトンです。
d:適切です。
ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされます。
また、別名コウジン、高麗人参、朝鮮人参と表記されることもあります。
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