登録販売者 過去問
令和7年度(東京都)
問9 (医薬品に共通する特性と基本的な知識 問9)
問題文
小児等への医薬品の使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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問題
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登録販売者試験 令和7年度(東京都) 問9(医薬品に共通する特性と基本的な知識 問9) (訂正依頼・報告はこちら) (新しいタブで開く)
小児等への医薬品の使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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- 小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすい。
- 一般に乳幼児は、容態が変化した場合に、自分の体調を適切に伝えることが難しいため、医薬品を使用した後は、保護者等が乳幼児の状態をよく観察することが重要である。
- 成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えれば、副作用等が発生する危険性はない。
- 乳児向けの用法用量が設定されている一般用医薬品であっても、乳児は基本的に医師の診療を受けることを優先し、一般用医薬品による対処は最小限(夜間等、医師の診療を受けることが困難な場合)にとどめるのが望ましい。
- 乳幼児が誤って医薬品を大量に飲み込んだなどの誤飲事故の場合には、一般用医薬品であっても高度に専門的判断が必要となることが多い。
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この過去問の解説 (3件)
01
小児等への医薬品の使用に関する問題です。
それぞれの選択肢について解説していきます。
正しい記述です。
→血液脳関門は血中の有害物質が脳へ侵入するのを防ぐ等、脳を正常に保つ大切な役割を担っています。
生後~3歳くらいまでは特に未発達であるため、医薬品の使用には注意が必要です。
正しい記述です。
→医薬品の使用による重篤な副作用の可能性も念頭に置き、異変があった場合は速やかに医療機関を受診する体制を整えておくことが大切です。
誤りです。
→医薬品は、体格ではなく吸収や代謝等の身体機能に応じて年齢制限が設けられています。
例え量を減らしても、成人用の医薬品を小児へ与えることは副作用のリスクが高く大変危険な行為です。
正しい記述です。
→乳児は症状が重篤化しやすいこと等から、乳児の一般用医薬品の使用に関しては厚生労働省からも注意喚起が行われています。
正しい記述です。
→万が一誤飲事故が発生した場合は、自己判断で様子見等はせず、速やかに医療機関を受診することが望ましいとされています。
よって、正答は選択肢「3」です。
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02
小児等への医薬品の使用に関する問題です。
記述の通りです。本来脳に達しにくい薬でも、小児の血液脳関門は未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいです。例えば、アスピリンではライ症候群(脳がむくむ)のリスクが上がります。
記述の通りです。乳幼児は言葉や行動で体調を適切に伝えることが難しく、泣くことで不快感を現します。ですが、普段から泣いて空腹などを知らせるため、判断するのは難しいです。なので、普段から傍にいる保護者が乳幼児の状態をよく観察し、変化に気づくことが重要です。
誤りです。小児の身体はまだ未発達であり、成人の身体が小さめの人とは大きく異なります。成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えていまうと副作用等が発生する危険性は上がります。それを避けるため小児はその身体、年齢に合った量が定められています。
正しい記述です。保護者が見てただ風邪であっても、その裏に何か大きな病気が隠れている可能性は否定できません。病院での診療時に一般用医薬品で症状を抑えていて原因が分からなくなるケースもあります。また、症状が悪化した際、元々どのような症状で、どれだけ悪化したか、医師の診療を受けていれば、スムーズに治療できます。乳児は悪化すれば進行が早いです。購入者にはくれぐれも伝えましょう。
正しい記述です。乳幼児は身体が未熟なため、中毒症状がでやすいです。最初は大丈夫そうでも後から症状が悪化するばあいもあるので、医薬品を大量に飲み込んだ際には、医療機関に受診し、高度な専門的判断が求められます。
答えは【成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えれば、副作用等が発生する危険性はない。】です。
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03
小児等への医薬品の使用に関する設問です。
成人への対応と異なる点に注意して確認していきましょう。
正しいです。
このことから、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすいので注意が必要です。
正しいです。
何か変わった兆候が現れたときには早めに医療機関に連れて行き、
医師の診察を受けるようにしましょう。
誤りです。
量を減らしたから安全というものではありません。
小児は大人に比べて医薬品の作用を受けやすく、副作用もより強く出ることがあります。
年齢に応じた用法用量が定められているものを正しく使用し、
定められていないものを使用するのであれば、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
正しいです。
乳児には以下の特徴があります。
このため、医師の診療を受けることが優先されます。
正しいです。
通常の使用状況から著しく異なるため、想定しがたい事態につながるおそれがあります。
この場合は応急処置などについて関係機関の専門家に相談する、
または様子がおかしいようであれば医療機関に連れて行くなどの対応が必要です。
小児等への医薬品の使用は極力控えて、
基本的に医師の診療を受けるようにアドバイスしましょう。
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