登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問18 (医薬品に共通する特性と基本的な知識 問18)
問題文
スモン訴訟は、( a )として販売されていた( b )を使用したことにより、( c )に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問18(医薬品に共通する特性と基本的な知識 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
スモン訴訟は、( a )として販売されていた( b )を使用したことにより、( c )に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
- a:整腸剤 b:キノホルム製剤 c:中毒性表皮壊死融解症
- a:整腸剤 b:ペニシリン製剤 c:亜急性脊髄視神経症
- a:解熱鎮痛剤 b:キノホルム製剤 c:亜急性脊髄視神経症
- a:整腸剤 b:キノホルム製剤 c:亜急性脊髄視神経症
- a:解熱鎮痛剤 b:ペニシリン製剤 c:中毒性表皮壊死融解症
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この過去問の解説 (3件)
01
スモン及びスモン訴訟に関する問題です。
スモンは疾患の名前で、
Subacute myelo-optico-neuropathy(亜急性脊髄視神経症)というものです。
整腸剤として使われていたキノホルム製剤を使用したことにより、
スモンに罹患したという損害賠償請求訴訟がスモン訴訟と呼ばれるものです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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02
現在までに発生した代表的な薬害事件である、スモン及びスモン訴訟に関する問題です。
サリドマイド事件、薬害エイズ事件などと併せて覚えておきましょう。
スモンは、亜急性脊髄視束神経症(Subacute Myelo-Optico-Neuropathy)という神経障害の略称です。
整腸剤として販売されていたキノホルムの副作用によって、スモンに罹患したとされています。
1950年代頃から、下肢の麻痺やしびれに伴い下痢や腹痛などの腹部症状を訴える患者が多発し(スモンに罹患)
その後、1970年代にスモン被害者が国と製薬会社を相手取り損害賠償訴訟に発展しました。
正しい選択肢です。
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03
スモン及びスモン訴訟に関する問題です。
(a)…整腸薬が正解です。
一般用医薬品としても販売されていました。
(b)…キノホルムが正解です。
(c)…亜急性脊髄視疾患が正解です。
腹部膨満感、腹痛を伴う下痢、下半身のしびれ、歩行困難、視覚障害などが現れます。
※慢性と入れ替え注意です。
正しい選択肢です。
上記解説を参照してください。
サリドマイドとともに、医薬品副作用被害制度のきっかけとなりました。
アメリカはアメーバ下痢のみに使用制限をし、日本では販売を停止しました。
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