登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問15 (医薬品に共通する特性と基本的な知識 問15)

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問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問15(医薬品に共通する特性と基本的な知識 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品医療機器等法第4条第5項第4号に規定されている一般用医薬品の定義に関する次の記述について、(   )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。

医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が( a )ものであつて、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく( b )の選択により使用されることが目的とされているもの(( c )を除く。)をいう。
  • a:緩和な  b:販売者  c:要指導医薬品
  • a:著しくない  b:需要者  c:薬局医薬品
  • a:緩和な  b:販売者  c:薬局医薬品
  • a:著しくない  b:需要者  c:要指導医薬品
  • a:緩和な  b:需要者  c:要指導医薬品

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この過去問の解説 (3件)

01

医薬品医療機器等法は、

正式には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律」

といいます。

第4条第5項では、

第1号が「登録販売者」、

第2号が「薬局医薬品」、

第3号が「要指導医薬品」、

第4号が「一般用医薬品」の定義となっています。

 

本問題は第4号についての問題です。

法文については、インターネットで見ることができます。

まとめにURLを記しておきます。

選択肢4. a:著しくない  b:需要者  c:要指導医薬品

正しい組み合わせです。法文を参照ください。

まとめ

<参考>

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000145

 

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02

「医薬品医療機器等法」は「薬機法」とも呼ばれます。

問題文は、一般用医薬品に関する記述になります。

 

一般用医薬品は購入者の判断で選択されるいわゆる「市販薬」で、

要指導医薬品、第一類医薬品、第二類医薬品(指定第二類医薬品)、第三類医薬品に分類されています(リスク区分)。

 

このことを踏まえておけば、選択肢内(b)は購入する側を示していることから「需要者」が正解であることが分かります。

 

さらに選択肢内(c)においては、「薬局医薬品」は医療用医薬品を示すため正解が「要指導医薬品」(=問題で問われている「一般用医薬品」)であることが分かります。

 

法律に関する問題は、そのまま文章を覚えるというのもひとつの方法ですが

解説したように、何について問われている問題なのかということに着目すると絞り込みやすくなります。

 

選択肢4. a:著しくない  b:需要者  c:要指導医薬品

正しい選択肢です。

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03

医薬品医療機器等法第4条第5項第4号に規定されている一般用医薬品の定義に関する問題です。

医療用医薬品ではなく、一般用医薬品です。

説明をよく読みまちがえないようにしましょう。

 

(a)…著しくないが正解です。

  「著しくない」とは「ずっと続かない」という意味です。

  医薬品は一回服用すると永遠と作用が続くわけではありません。

  代謝され体外に排出されれば効果はなくなります。なので「著しくない」が正解です。

 

(b)…需要者が正解です。

  医療用医薬品医師等が処方し使用されますが、一般用医薬品需要者の選択で使用されます。

  

(c)…要指導医薬品が正解です。

  薬局用医薬品は、一般用医薬品と要指導医薬品どちらも含みます。

  要指導医薬品の定義は、一般用医薬品の定義に該当する者のうち、その適正な使用のために薬剤師の対面による情報提供及び薬学的知見に基づく指導が必要なものとして、厚生労働大臣薬事審議会の意見を聴いて指定するものです。

  

選択肢4. a:著しくない  b:需要者  c:要指導医薬品

正しい選択肢です。

上記解説を参照してください。

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